アクセサリーは、シンプルな服を一気におしゃれに見せてくれる強い味方です。でも、つけ方を間違えると、逆効果になってしまうこともあります。
本記事では、初心者がやりがちなNGアクセコーデを7つ紹介しながら、垢抜けて見えるためのポイントを解説します。
垢抜けない印象になるNGアクセコーデ
つけすぎてごちゃごちゃ
身につけると一気におしゃれ感が出るのがアクセサリーの魅力。たくさん身につけて重ねづけして楽しむ姿は、どの世代もとても素敵に見えます。ただし盛りすぎると、「ごちゃごちゃ感」が出てしまうので気をつけたいポイントです。
例えば、ネックレスを2本重ねづけをして、ピアス・イヤーカフまで身につけたコーデ。ネックレスを重ねて印象的に仕上げてるのに、耳元まで飾りすぎてしまうと、顔周りが重たくなり上品さが損なわれます。
大ぶりアクセの合わせすぎ
大ぶりのアクセサリーも注意したいアイテム。ネックレス・ピアス(イヤリング)をボリュームタイプで一緒に合わせるとそれぞれが主張しすぎてしまい、かえって全体がまとまりません。ポイントは、どちらかのボリュームを抑えること。そうすることで、上品さがプラスされコーデ全体もまとまり、一気に上級者コーデになります。

長さのあるピアス・イヤリングにロングネックレス
長さのある「ピアスやイヤリング」と「ロングネックレス」は、一見おしゃれに見えるのですが、顔周りも首元も縦ラインが強調されすぎて「間延びした印象」になります。華奢な方だと特に注意が必要で、バランスが悪くせっかくのアクセサリーが引き立て合えないです。イメージが出来ない方は、全身が見える姿見で確認すると分かりやすいのでおすすめですよ。この場合は、ピアス(イヤリング)とネックレスどちらかの長さを短めにすることで、スッキリまとまるので安心してくださいね。
服のテイストと合っていない
つけてみると「なんか違う」「似合わない気がする」なんて感じることはありませんか?違和感というか、なんどなく「違う」と感じる時は、お洋服のテイストと合っていない事が多いです。
例えば、カッコいいボーイッシュなテイストのお洋服を着こなす方が、ゴールドの華奢なネックレスを付けたのを想像してみてください。多くの方が「なんか違う」と思うのではないでしょうか。
その理由は、ボーイッシュなテイストはシルバーアクセとの相性が抜群で、お洋服そのものに馴染むからなんです。
季節感を無視したコーデ
夏にファー素材や冬に透明のアクリルなどのアクセサリーを合わせて、季節感とずれると浮いて見え、それだけでおしゃれな印象とかけ離れてしまいます。
「そんな合わせ方するわけない!」と思われる方もいると思いますが、冬に貝殻モチーフやガラス調の涼し気なものをつけている方も結構います。筆者は職業柄アクセサリーにどうしても目が向いてしまうのですが、季節感を外してしまうと、どうしてもちぐはぐな印象になってしまいます。春夏には透明感を意識したり、秋冬はべっ甲やシックな温かみのあるデザインを選ぶと、季節と調和しおしゃれファッションがきれいにまとまります。
金属の色がバラバラで統一感ゼロ
シルバー、ゴールド、ピンクゴールドと、金属のカラーを何種類も混ぜてしまうと、どうしても統一感がなく、「なんか違う」という感覚が生まれます。もちろん、上級者コーデではミックス感をあえて楽しむ方法もありますが、初心者の場合は「ごちゃつき」に見えやすいので要注意です。
基本は、一色に統一すると、全体にまとまりが出て洗練された印象になります。もしミックスするなら、「小物1点だけ違う色に」することがポイント。何色も混ぜず、「統一感」を意識してバランスを取るとおしゃれに仕上がります。
安っぽく見える素材感
30代以降の大人の女性に気をつけていただきたいアクセサリー選びのポイントが「質感」です。幅広いコーデを楽しむうえで、プチプラアクセサリーを選ぶこともありますよね。その場合、質感がきれいに見えるものを選ぶことが大切です。メッキがすぐに剥がれてしまうものは、せっかくのコーデをチープに見せてしまうことも。コーティングがしっかり施されたものや変質変色がしにくいものを選ぶことをおすすめします。「ツヤ感・仕上げのきれいさ・お手入れのしやすさ」に注目して選ぶといいです。

プチプラの中でもおすすめですよ。
まとめ|アクセサリーは「つけ方次第」で垢抜ける
アクセサリーは、ひとつひとつのアイテムよりも「どう組み合わせるか」「どこに取り入れるか」が印象を大きく左右します。
同じアクセサリーでも、つけ方を工夫するだけで大きな違いが出ます。
☑地味見えから華やかに
☑ちぐはぐ感から統一感あるスタイルに
なんとなく「合わない」と感じる時は、今回紹介したNGポイントを思い出してみてください。少し意識を変えるだけで、毎日のコーディネートがぐっと垢抜けて見えるはずです。