30代〜急に気になり始めた「髪の変化」
40代以降は、悩みが顕著にあらわれ始め、
「パサつき、ボリューム感、うねり、白髪」と
悩みが一気に押し寄せてきた感覚があります。
ヘアサロンで、定期的にヘッドスパやマッサージ
を受けたり、髪質改善トリートメントで質の高い
ケアをされている方は、悩みがすぐ解消できます
が、できるだけ費用をかけずに手軽にケアをしたい
という方も多いと思います。
個人的な話になりますが、私は子育て真っ最中で、
自分のことにお金をかける余裕がなく。
髪もお肌も、美容関係はできるだけ費用を抑えたい
と思っています。
そこで、試行錯誤で私がたどり着いたのが「お金を
かけない習慣」で、髪を整える方法です。
必要最低限のところには少しお金をかけますが、
基本は「節約」を意識したヘアケア方法。
そんな30〜40代以降に実践できる、髪の質を
改善できるヘアケア習慣を、実体験をもとにお伝え
していきます。

おすすめ!節約ヘアケアの「順番」と「改善方法」
①必ずブラッシングをする
髪質が気になりだした頃から欠かさずに行っているのが、ブラッシング。毛先だけでなく、頭皮から
しっかりとかすことで、髪の艶とまとまりに大きな
違いが出ます。
ブラッシングのシーンとポイントはこちら。
【朝】
スタイリング前に頭皮から優しくブラッシング
【入浴前】
ホコリや整髪料を落とすイメージでブラッシング
【入浴時】
トリートメントをつけたらコームで全体になじませる
【ドライヤー前】
洗い流さないトリートメントをつけたら全体になじませる
【朝】
スタイリング前に頭皮から優しく
【入浴前】
ホコリや整髪料を落とすイメージで
【入浴時】
トリートメントをつけたらコームで
全体になじませる
【ドライヤー前】
洗い流さないトリートメントをつけたら
全体になじませる
最初は面倒に感じると思いますが、なれると不思議
と気持ちよくて続けたくなる習慣になります。
ちなみに、プラスチック製のブラシはおすすめしま
せん。安くてもいいのでクッション性のあるものを
使ってください。
プラスチック製ブラシは、静電気が起きることでパサつきの原因に。
特に濡れてる髪や半乾きの髪には使用しないことをおすすめします。
プラスチック製ブラシは、静電気が起きることでパサつきの原因に。濡れてる髪や半乾きの髪には使用しないことをおすすめします。
おすすめアイテム
AVEDAパドルブラシ

※クッション性が高く頭皮への衝撃が和らぐ設計。ブラシのピンは静電気が起きにくい仕様。
コーム

※こちらはダイソーのもの。安めのもので十分です。
スカルプブラシ

※使いやすいものなら何でもOK。こちらは8THE THALASSOのもの。
②ヘッドマッサージで頭皮をほぐす
髪のパサつきやうねりに悩むと髪の事ばかりを考え
がちですが、実は土台となる「頭皮」が硬くなって
いると髪は元気に育ちません。
血流の低下やストレス、肩こりの影響等で、頭皮が
こわばりやすくなったりします。
そこでおすすめなのが、シャンプー前や湯船での
ヘッドマッサージ。
頭皮を柔らかくするイメージで、全体をマッサージ
するだけで、すぐに効果を実感できます。
また、頭皮が柔らかくなることで顔のたるみにも効
くので、一石二鳥なんです。
頭皮マッサージは、入浴前や湯船に浸かりながら、
スカルプブラシで優しくマッサージがおすすめ。
地肌が柔らかくなると、根本がふんわりと立ち上
がるようになり、ボリューム感もでるようになって
きます。
ただし、硬い頭皮はなかなか柔らかくならないので
毎日コツコツ、忙しい時は1分だけでもいいので
続けることで効果を感じられるようになります。
③シャンプーは優しく、トリートメントは丁寧に
シャンプーでゴシゴシと洗っていませんか?
さっぱり感が気持ちいいので、ついかゆいところを
中心にゴシゴシ洗いがちになりますが、シャンプー
は優しく洗うことがポイントです。
洗顔と同じで、シャンプーも「泡で汚れを浮かせて
落とす」ことを意識することが大切。
効果的なシャンプー方法はコレ!
・シャンプー前、お湯だけでしっかり予洗い
※これだけで7〜8割汚れが落ちる!
・シャンプーは手のひらで泡立ててから髪へ
※液のまま付けるのはNG!
・指の腹で頭皮をマッサージするように
※絶対に、優しく洗うこと!
・シャンプー前は、お湯だけでしっかり予洗いする
※これだけで7〜8割の汚れが落ちる!
・シャンプーは必ず手のひらで泡立ててから髪につける
※泡立てず液のまま付けるのはNG !
・指の腹で頭皮をマッサージするように洗う
※絶対に、優しく洗うこと!
そして、もう一つ見直したいのがトリートメントの
使い方です。高価なトリートメントがなくても、
つけ方で仕上がりは変わります。
効果的なトリートメント方法はコレ!
・毛先中心にしっかりなじませる
※量は説明書通りに
・粗めのコームでとかして均一に
※コームはプラスチック製でも◎
・洗い流す前に少量のお湯で髪を揉み込む
※乳化させる(なじませてゆるくする)
・毛先中心にしっかりなじませる
※量は説明書通りに
・粗めのコームでとかして均一に
※コームはプラスチック製でも◎
・洗い流す前に少量のお湯で髪を揉み込む
※乳化させる(なじませてゆるくする)
特に、3つ目の「乳化」作業はとても大切で、実践
している方は少ないのではないでしょうか。
この一手間で、成分がさらに髪に行き渡りやすく
なり、仕上がりがしっとり柔らかくなります。
※つけてから洗い流すまでの時間は、説明書通りに使用してください。
④洗い流さないトリートメントの選び方
シャンプーやトリートメントを工夫しても、日中の
乾燥やドライヤーの熱でも髪が痛みます。
そんな時はぜひ「洗い流さないトリートメント」を
使ってみてください。
でも、種類がおおすぎてどれを選べばいいか迷いますよね。オイル・ミルク・ミスト・クリーム⋯
色々な種類があります。
ドライヤー前はミルクorクリームがおすすめ!
ミルク | クリーム | |
---|---|---|
髪質 | 髪細め・ベタつきやすい | 髪太め・乾燥・広がる |
仕上がり | 軽め・さらっと重視 | しっとり・まとまり重視 |
使用感 | なじみやすい/さっぱり | 重ため/しっとり |
オイルはいつ使うの?
オイルは、髪の表面を保護するのが役割。
髪の内部に潤いを与えるわけではないので、
ドライヤー前に使うと乾燥しやすくなります。
オイルの効果的な使い方は、こちら。
・ドライヤー後
艶出し・コーティング目的で毛先中心に。
・朝(スタイリング時)
仕上げに
オイルは仕上げとして使うほうが効果を実感しや
すく、艶出し効果も抜群なのでコーティング目的で
使用することをおすすめします。
⑤ドライヤーのあて方で髪が変わる
「いいドライヤーじゃないと美髪になれない」
そんなふうに思っていませんか?
もちろん、高性能なドライヤーは魅力的で効果も
あらわれやすいですが、実は「乾かし方」次第で
仕上がりは大きく変わります。
ツヤが出る効果的な乾かし方
☑タオルドライは念入りに
・根元(頭皮)の水分を取るイメージで
☑乾かす順番を意識
・「前髪➡後頭部➡左右の髪」の順に
☑ドライヤーの風は上から下に向ける
・キューティクルが広がらないようにする
☑温風と冷風を交互に当てる
・キューティクルがしまり広がりを抑える
タオルドライをしっかりすることで、ドライヤー
時間が短くなり、髪の負担が減ります。
また、印象が大事な前髪は一番最初に。一番摩擦
が起きやすい後頭部は、乾燥しないように早めに
乾かします。
ツヤ出しに不可欠なキューティクルを守るために
風は冷風と温風を交互に、上から下に向かって乾
かすことで、効果が現れやすくなります。
まとめ|お金をかけなくても髪は変わる。30代以降のヘアケア習慣

年齢とともに、髪のパサつきやうねり、ボリュームの
変化に戸惑うこともあると思います。
諦めてしまいたくなる日もありますよね。
ちょっと手間はかかるけど、ブラッシング・マッサ
ージ・乾かし方・トリートメントの選び方など、
ちょっとした順番ややり方を見直すだけで髪は少し
ずつ答えてくれます。
特別なアイテムがなくても、今あるもので今日から
始められることはたくさんあります。
髪は第一印象を左右する大切な要素。だからこそ、
年齢を重ねても丁寧に整えておきたいパーツです。
節約しながら髪をいたわる習慣、今日から初めて
みませんか?