
パールが似合わない気がするのは気のせい?付けたいのに、なんだかしっくりこなくて…。
その原因、詳しく解説します。
◆この記事を書いた人


元ジュエリー販売店長としての経験と、実際のお客様の悩みを元に、アクセサリーにまつわる気になる原因を解説しています。
販売員時代、あるお客様からこう言われました。



パールは似合わないから付けないの
このお客様に限らず、「自分にはパールが合わない」「パールって普段付けるものじゃない」と思っている方はとても多かったです。
その反面、「実は付けたい」と思っているお客様が多かったのも事実です。



私自身はパールが大好きで、毎日身につけたいと思うほど。それでも、ジュエリー好きの友人は「パールはあまり惹かれない」と話す人もいます。
上品なのに、似合わないと感じてしまうのは、センスや年齢の問題ではなく、パールの「イメージ」が関係しているのかもしれません。
今回は、パールに感じるその違和感の正体を詳しく解説していきます。
パールが似合わないと感じる理由|上品なのに違和感が出る原因





パールって、どこか落ち着かない…。
そんな感覚を覚えたことはないでしょうか。
パールを付けると、妙にきちんとしすぎて見えたり、普段の自分と比べ違和感を感じたりする。「なんか似合わないかも…」と感じる人もいます。
それは、本当に「似合っていない」ということなのでしょうか?


私たちは、年齢を重ねるほど、上品さやきちんと感を求められる場面が増えます。
そんな時活躍するのが、パールジュエリー。
そして、パールには他のジュエリーにはない、根強いイメージがあります。それは、
冠婚葬祭、式典など、改まった場
このようなイメージが強いことで、パールを日常に取り入れると構えてしまう人がいる、ということです。
パールが似合わない原因は「全体のバランス」
パールが似合わない原因の多くが、こちら。
フォーマル感が強い
これは一般的なイメージで多くの方が感じています。
しかし、販売を経験してきて思うのは、パールを付けて感じる違和感の多くは、お洋服と雰囲気とパールアクセサリーが合っていないことのように感じます。
つまりこういうこと。
①服装②メイク③アクセサリーデザインの
全体のバランスが悪いから



バランスが悪いってどういうこと?
『パールが似合わない」と言うお客様にこんな質問をしました。



なぜパールが似合わないと思われるのですか?



いつもカジュアルな服しか着ないから付けられないでしょう。



人が付けてるの真似したらいつも違和感があるの。



私の顔にパールが似合わない気がするけど?
他にも理由は様々でしたが、ほとんどの方に共通していたのがこちら。
◼️パールを付けない理由
①フォーマルなイメージが強い
②洋服に合わないから付けない
③自分の顔立ちに合ってない
パールの「フォーマル」なイメージが強く根付いていて、顔立ちや服装がそうさせていると思っている人も多かったです。
たしかに、これらのイメージは多くの人が感じている、パールの印象そのものです。でも、これがもし思い込みだったらどうでしょう?
販売員目線では、パールは、誰もが普段から身につけられるアクセサリーなのですが、以下3つのバランスが崩れると一気に「似合わない感」を引き起こします。
①服装②メークアップ③デザイン
このバランスについて、次で詳しく説明していきます。
▼簡単にパールを似合わせる方法はこちら▼


バランスが崩れる3つの理由
理由①顔立ちとのコントラスト
パールは白くてツヤがあるジュエリーです。そして、その粒が大きければ大きいほど、そのツヤが際立ちます。
つまり、ノーメイクでパールを身に付けた場合、コントラストが乱れて全体の印象がぼやけてしまいます。


この画像を比べても、なんとなくの違和感を感じるのではないでしょうか。どちらも似合わないのではなく、全体の印象が薄くなります。そして、「なんか違う…」と感じてしまいます。



「似合わないかも」という気持ちは、なんとなく感じる違和感が原因なんですよね。
理由②フォーマル感の強さ
パールはフォーマルな印象が強いジュエリーです。普段のカジュアルな服に合わせると「パールが浮いて見える」と感じやすくなります。また、きれいめなお洋服の場合、フォーマル感が強調され、「冠婚葬祭」のイメージそのものになります。


画像を見てみると、どちらも似合わないのではありません。左は、一見似合って見えますが、ラフなTシャツにパールが少し浮いて見えます。先程の①顔立ちのコントラストを意識して、お化粧を少し足すと、顔周りのバランスが整い馴染みます。
右は、きれいめな格好にパールネックレスがマッチして、「フォーマル感」が強調されたスタイルです。かしこまった場だと完璧なのですが、普段のスタイルとしては、きちんとしすぎな印象です。



「服と雰囲気のテイストのズレ」が生じています。
理由③パールのサイズ・デザイン
パールの白いツヤは、目立ちやすく、華やかな印象になります。よって、身に付けるパールのサイズやデザインによって随分と印象が変わります。


左の画像は、パール粒が大きいのでほどよいフォーマル感によってきれいな印象に見えます。一方右の画像は、粒が小さめなのでとてもさり気なく、カジュアルなTシャツともマッチします。このように、パール粒の大きさ1つで違うイメージとなります。
また、お気づきの方も見えると思いますが、この画像、ナチュラルでもお化粧をしていることで、パールを付けても大きな違和感とならないのです。



パールが似合わないのではなく、ここまでで説明した、バランスが崩れる理由①②③が大切ということがお分かりいただけましたでしょうか。
▼大人女性の普段着パールコーデはこちらで詳しく解説しています▼


骨格診断だけでは説明できない理由


最近は、骨格診断やパーソナルカラー診断をもとに「似合う・似合わない」を判断する考え方が主流になっています。
パールについても、このように感じる人がいます。
「この骨格だから似合わないかも」
「この色味だから私の肌と合わない」
でも私は、パールが似合わない理由を骨格やカラーのせいだけで説明するのも違うと感じています。
パールの違和感は、身体のラインや肌の色よりも、
雰囲気・空気感・その人普段の印象
に強く左右されるからです。
同じ骨格でも、




・カジュアルな服が多い人
・メンズライクなスタイルの人
・ロックスタイルが好みの人
こうしたタイプの人は、パールの「きちんと感」「完成度の高さ」が前に出すぎて、自分らしさと違うと感じやすくなります。
それは「骨格が合わない」のではなく、自分のスタイルや気分と合っていないだけの場合が多いです。



以前、ロックテイストのお客様が、小さめの一粒パールピアスを付けているのを見て、「かっこいい!」と思ったことがあります。
パールが似合いやすい人の特徴
もちろん、顔立ちや雰囲気によって似合いやすい人もいます。
例えば、柔らかい雰囲気のある人や色白の人はパールとの相性が良いです。
また、丸みのある顔立ちや優しい雰囲気の人は、パールの持つ女性らしさと調和しやすいため、自然に馴染みやすいでしょう。


シンプルで落ち着いたファッションを好む人もパールが映えやすいタイプです。
パールはフォーマルな印象が強いジュエリーですが、
その反面、装飾性が強すぎないため、
カジュアルやベーシックな服装に合わせると、おしゃれな上品さが引き立ちます。


そして、似合わないと感じでも、さり気ないシンプルなデザイン、小粒のパールや華奢なものを選ぶことで、意外としっくりくる時もあるのです。
それでもパールが苦手と感じる人へ


パールは「上品なのに似合わない」「何故かしっくりこない」と感じるのは、感覚としてとても自然なことだと思います。
それは骨格診断で説明するものでもなく、年齢や女性らしさの問題でもありません。
もし少しでもパールが気になっているなら「似合わせる」と構えなくても大丈夫です。
素敵だと感じるコーデを見かけたなら、まずは気軽に試してみるといいと思います。
最近は、ファッション誌でも「カジュアル×パール」のコーデが多く紹介されています。


普段使いで取り入れるなら、「カジュアル×パール」はむしろ今っぽく、オシャレに見えやすい組み合わせです。
鏡で見ると気になってしまう細かい違和感も、全身で見れば目立たないことのほうが多いもの。
今の自分に合う距離感でパールと付き合っていけたら十分だと思います。










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